NL-Kantoは、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、東京のオランダ王国大使館、DutchCulture、オランダ国立文化財団により企画されたオランダの文化プログラムです。その目的は、日本とオランダ間の文化交流を促進することと、日本全土で進行中のプロジェクトの成果を関東地方のグローバルステージで発表することです。NL-Kantoのプログラムは「包括性」と「首都を超えて」というキーワードを根底に据えた日本とオランダのクリエイティブ・マインドの努力の結晶です。新型コロナウイルスの発生のため、2020年東京オリンピックが延期されたこともあり、NL-Kantoの実施期間に影響が出ましたが、私たちは日本とオランダのクリエイティブな交流の聖火をしっかりと燃やし続けます。
関東地方には、首都圏およびそれを囲む群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県の七つの都・県が含まれ
ます。日本の人口の三分の一にあたる4千万人以上がこの地域に住んでいます。関東は世界で2番目に大きい地方経済です。
NL-Kanto は、Holland-Kyushu (2016〜2017年) とHolland-Kyoto (2019〜2020年)に続く第3番目のプログラムです。オランダの日本における新しい文化戦略として、2021年から2024年は、「東京とBeyond」をモットーとし、東京を中心とする関東に焦点を当てます。このモットーにあるように、制作活動は東京の外で行いますが、その活動の発表の場は東京です。東京2020オリンピック・パラリンピックのために、東京が次の夏まで大注目されることは確実で、5年間にわたる火付け役的なコラボレーションと東京で構築されたネットワークの成果を披露するよい機会となるでしょう。
二つ目のキーワード「包括性」もまた、東京以外の地域を首都で起こっていることに巻き込むことを意図しています。しかしより重要なのは、教育プラットフォームNL/Minato、日本の身体障碍者へのスポーツの解放を狙いとしたプラットフォームであるゲームチェンジャー、オランダの後援のもと、オリンピック開催に先駆けて設立されたLGBTI常設センターであるプライド
ハウス東京などのような、社会問題を中心に据えたプロジェクトの文化アクティビティーと連携させることです。
新型コロナウイルスは日本とオランダの文化セクターを直撃し、この分野で活動する多くの人々は困難を強いられています。日本とオランダ間の国際文化交流も大きな影響を受けています。具体的には、多くのイベントの開催の延期や中止、二国間の行き来も非常に制限されています。しかしながら、このような難しい状況においても、両国のクリエイティブな才能が新しいやり方を模索し、新形式のコラボレーションや交流を試行錯誤しています。エキサイティングな文化交流の形が今から期待されます。日本とオランダは地理的には離れていますが、共通の興味とインスピレーションを持ったとても近い関係です。
オランダを拠点にピアニスト、アーティストとして活躍する向井山朋子氏のピアノ演奏と共に、オランダを代表するシネマトグラファーのレイニエール・ファン・ブルメレン(Reinier van Brummelen)が日本/オランダのアーティストによる作品をヴァーチャルでコラージュし、“アーティスト・ショーケース”として表現します。 2月21日、12:00 PM (アムス …
オランダ・アムステルダムを拠点に活動するデザインプラットフォーム What Design Can Do(WDCD)は、2011年にオランダで始まった社会課題とデザインをつなげるプラットフォームで、気候変動や移民問題など、さまざまなテーマに対するアイディアのマッチング事業を軸に展開しています。SHIBAURA HOUSEは、WDCDとパートナーシップを結び、2 …
オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(以下NOC*NSF)は、駐日オランダ王国大使館支援のもと、日本スポーツ振興センター(以下、JSC)、協力自治体(足立区、江戸川区、西東京市)と協働し、共生社会を目標とする『Game Changer~パラスポーツで社会を変える~』プロジェクトを2017年より実施しています。 誰もが活躍できる共生社会の実現は、東京202 …
「プライドハウス東京」は2020年東京オリンピック・パラリンピック開催期間中、期間限定のホスピタリティ施設において多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を目指すプロジェクトです。オリンピック開催が延期されましたが、様々なアクティビティーが進行中です。 2020年10月11日(日)にプライドハウス東京コンソーシアムは、日本初の常設LGBTセンターである …
Vrijhaven(自由の港)は日本とオランダの様々な分野で活躍する人々との(ビデオ)インタビューやエッセーを集めたプロジェクトです。これは、両国でウェブサイト上および印刷物として発行される予定です。 オランダは前衛的でオープンなことで知られています。古い口語でアムステルダムのことをモクム(Mokum)といい、自由な港または安全な場所を意味します。このアイデ …
『今を乗り越え、未来を描く』をテーマに 日本とオランダを繋ぐ場所としてSHIBAURA HOUSEに『NL HOUSE』が期間限定オープン。 駐日オランダ大使館との協働プロジェクトとして、この夏、期間限定開催する『NL HOUSE』では、多様なジャンルで活動する人々をオランダと日本間でつなぐオンライントークイベントや、参加型展示を通して、更なる日蘭協力におけ …
MONO JAPANがこれまで行った日蘭クリエイティブ・コラボレーションと、関係団体が実施する国際協業を紹介する「MONO & TALKS」が、10月15、16日の2日間にわたりOnland Craft Marketにて開催されます。東京の新たなランドマークとして誕生したTokyo Torchを会場とするこのイベントでは、オランダを拠点とするMONO …
ヨーロッパ各国の作家や翻訳者が日本の識者と共に朗読やレクチャー、対談、パネルディスカッションに参加。今回で5回目となるこのフェスティバルでは、さまざまなイベントを通じて注目のヨーロッパ人作家や作品を紹介します。オランダからトーン・テレヘン氏(Toon Tellegen)が参加し、新潮社刊『ハリネズミの願い』、『きげんのいいリス』、『キリギリスのしあわせ』、『 …
駐日オランダ王国大使館は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念展示「Olympic Heritage / Paralympic Legacyオリンピック・パラリンピックから引き継がれるもの」を開催いたします。本プロジェクトでは、1964年に開催された東京オリンピックの柔道無差別級で金メダルを獲得したオランダの英雄アントン・ヘーシンク氏の偉業 …
駐日オランダ王国大使館は、世界人権デー/Human Rights Dayである12月11日(土)に、Movies that Matter協力のもと、SHIBAURA HOUSE 5Fで上映会を行います。上映する映画は、フィリピンのオンラインニュースサイト「Rappler(ラップラー)」の創設者であり、今年、ノーベル平和賞を受賞したジャーナリストのマリア・レッ …
現在のパンデミックという難しい状況下においても、日本とオランダ間の文化交流を閉ざさず、アーティストたちがクリエイティビティ―を表現し続けられるよう、駐日オランダ王国大使館は、建物内にスタジオを立ち上げ、デジタル環境を向上させる事で技術面での支援に力を入れています。 新型コロナウイルスは日本とオランダの文化セクターを直撃し、この分野で活動する人々は困難を強いら …
Future Vision Festivalは、オランダと日本のアニメーションをつなぐことを目的とした異色アニメ映画祭。日本とオランダの美術大学協力のもと、アムステルダムと東京で同時開催される上映会、ショートフィルム、インタビュー、パフォーマンスなどの他、オンラインでの上映も行われる予定です。昨年に引き続き、アニメーション作家のポール・ドリエセン氏をはじめ、 …