Project

プライドハウス東京レガシー

「プライドハウス東京」は2020年東京オリンピック・パラリンピック開催期間中、期間限定のホスピタリティ施設において多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を目指すプロジェクトです。オリンピック開催が延期されましたが、様々なアクティビティーが進行中です。

2020年10月11日(日)にプライドハウス東京コンソーシアムは、日本初の常設LGBTセンターである「プライドハウス東京レガシー」をオープンしました。東京オリンピック組織委員会の認証を受けたこのセンター「プライドハウス東京レガシー」の使命は、「セクシュアリティを問わずあらゆる人が平等で健康に暮らせる社会の創造に貢献することと、様々な相違を乗り越えるための希望と経験を築き上げること」です。

オランダ大使館はプライドハウス東京の特別後援を行う、プライドハウス東京レガシー・コンソーシアムのメンバーでもあります。「プライドハウス東京レガシー」の設立は、自分たちが誰であろうと、誰を好きであろうと、人々が自由に自分らしくいられる社会への転機だと考えています。

プライドハウス東京についての詳しい内容は、こちらのウェブサイトでご覧ください。https://pridehouse.jp/en/

【活動リポート】

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会前の2021年7月18日(日)、『トランスジェンダーを公表する選手の大会出場』に関する特別ウェビナーを開催いたしました。

イベントの映像はこちらのリンクよりご覧いただけます↓

https://www.youtube.com/watch?v=ReNr1fj3LiE

東京2020オリンピックは、オリンピック史上初、トランスジェンダー選手が自認する性別カテゴリーで出場する大会。本イベントでは、多様なゲストをお招きし、それぞれの視点からトランスジェンダーアスリートの大会参加についての考えや想い、知識を共有しています。2001年に世界で初めて同性婚の合法化を実現させ、人権政策として全ての人々のために正義と平和を確立すべく、積極的な取り組みを続けているオランダからは、トランスジェンダーを公表している選手がスピーカーとして登場。イベントの最後には、国際的なトランスジェンダー活動家であり、「オリンピックを変えた男」と呼ばれるクリス・モジエ氏にご登場いただき、トランスジェンダーアスリートのスポーツ参加についてのコメントや、世界中のトランスジェンダーやノンバイナリーコミュニティに向けた心温まるメッセージをご覧いただけます。

【登壇者】

■松中 権 マツナカ ゴン
プライドハウス東京代表/NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表

■野口 亜弥 ノグチ アヤ
プライドハウス東京アスリート発信チーム/一般社団法人 S.C.P. Japan共同代表

■杉山 文野 スギヤマ フミノ
フェンシング元女子日本代表。日本オリンピック委員会(JOC)及び日本フェンシング協会FJEの理事

■ペーター ファン・デル・フリート 駐日オランダ王国大使

■トランスジェンダーを公表しているアスリート(オランダ)

■クリス・モジエ氏 トランスジェンダー活動家/オリンピック選手